2022.05.21(土) 17:36
暴君にならない
最近あんなに好きだったYouTubeが退屈で仕方ない。
いくつかのYouTubeチャンネルを除いて、見るものがない。
えらいもんで、そうなるとその時間を映画を見たり、本を読んだり
する時間に使い始める。
多分だけど圧倒的にその方が生産性はありそう。
なんだか最近は知識欲が以前にも増している気がする。
科学、歴史、言語。
たびたびブームは来るけど、今回も強そう。
最近李世民についての動画を見た。
唐の時代の名君で、中国3000年の歴史の中で
最も優れた君主だったとか。
その李世民について書き記した貞観政要という本がある。
その内容は、どうやったら暴君にならずに済むかという内容だった。
酒池肉林、横暴な態度。
君主になる人間が道をそれるのはなぜなのか。
それを自身の戒めとともに記述されている。
トップに上り詰めることは容易ではない。
頭のおかしな暴君だって、最初からそうだったわけではない。
(2世とかは知らんけど)
酒池肉林のためにーとか言ってる人にトップが取れるわけがない。
そんなやつすぐに人は離れる。
実際に、暴君も初めは名君だった。
と書いてある。
そう。皆最初は気を付ける。
過去の歴史から学び、ほろんだ国を憂いながら
自分はこうならないぞ。と固く心に刻むのだ。
ただ、トップをとり、世の中を平定し、敵もいなくなった後
人は変わるようだ。
でもなんだかわかる気がする。
トップをとろうなんて野心の塊の人間だ。
そのあとの平和をゆっくり享受するなんてできなさそうだ。
エネルギーが有り余って仕方ない。
貞観政要の中には暴君にならないために
3つの鏡が大事だと。
1つは普通の鏡。
2つめは歴史。
3つめは忠告してくれる人間。
いろんな方法で自分を戒めようということだ。
リアルに想像してみた。
多分俺にはそんなこと無理だと思う。
勿論ベストは尽くすけれども多分むりだと思う。
そんなに我慢できるのならトップなんて目指さなさそう。
ということで出した結論は
挑戦者であり続けること。
さすがにわたくしぐらいの凡人が挑める場所がなくなることはないので
ずっと挑戦を続けたいなと思いました。
よかった。凡人で。
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